不動産管理事業を開始 大和ライフネクスト
大和ハウスグループのビル・マンション管理会社の大和ライフネクスト(本社・東京都港区)は1日、ジャカルタ特別州に設立した新会社「ダイワ・ライフネクスト・インドネシア」の営業を本格的に開始したと発表した。
賃貸住宅や物流施設、商業施設、工場などの建築物件を対象に、安全に利用するための施設管理や建物の長寿命化への取り組みなど、一連の「不動産価値向上サービス」を提供していくとしている。
具体的な案件としては、大和ハウスが東ジャカルタ区チパユンで建設を進めている中間層向けの都市開発事業「サクラ・ガーデンシティ」の物件の管理を受託する予定だ。
サクラ・ガーデンシティプロジェクトは17年9月着工。27年10月の竣工を予定している。
約12ヘクタールの敷地に高層分譲マンションとショッピングモール、オフィス、ホテル、病院などを建設して計約5千戸を創出する。
西ジャワ州ブカシ、デポックの両市に接し、次世代型交通システム(LRT)の駅に隣接する立地から発展を見込んでいる。
ダイワ・ライフネクスト・インドネシアの設立は2020年1月15日。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本からの駐在員の派遣を中断してきたが、10月1日からインドネシアへの入国制限が緩和されたため、本格的な営業活動開始にこぎつけた。