リジック氏の看板、軍が撤去
強硬派団体「イスラム擁護戦線(FPI)」の代表、ハビブ・リジック・シハブ氏やFPIの看板や横断幕が20日、国軍に大量撤去された。地元メディアが報じた。
ジャカルタ軍管区司令官のドゥドゥン・アブドゥマン少将は同日、東ジャカルタ・チリリタンの地方司令部で、「今後もリジック氏の看板撤去を続ける」と強調した。すでに各地で900枚を超える看板を取り外したという。
これに対しFPIは、インドネシア国軍の活動を定めた法律(2004年15号)7条を根拠に国軍の対応を批判。今回の措置は同条2項が定める「その他の軍事業務」には当たらず、撤去は不当と主張している。