スバンの工業団地着工 スルヤチプタ子会社
西ジャワ州政府は18日、同州スバン県で工業団地「スバン・スマートポリタン」の建設に着手したと発表した。
同工業団地は、日系の工場が集まるブカシ県やカラワン県の東方に位置。カラワン県のスルヤチプタ工業団地の管理運営を手掛ける不動産会社スルヤ・スムスタ・インターヌサ社(SSI)の子会社が開発する。
2018年に開業したクルタジャティ国際空港や、日本が円借款を供与して同県で進むパティンバン港、中国が事業参画するジャカルタ〜バンドン間の高速鉄道建設など周辺ではインフラ開発が進んでいる。
総面積は約2700ヘクタール。先行して約400ヘクタールを整備し、工業団地や住宅などを建設する。
地元メディアによると、自動車や耐久消費財、医薬品関連の製造業、物流業など約60社が入居に関心を示しており、そのうち7割程度は日系企業だという。
開発の第一段階は、23年前半の引き渡しを想定する。