完工延期、再来年に バンドン高速鉄道
国営企業省(BUMN)は 16日、バンドン高速鉄道の完工はさらに延期され、早くて2022年の年末、遅くても23年の年明けの完工を目指すと発表した。地元メディアが報じた。
バンドン高速鉄道をめぐっては、インドネシア・中国高速鉄道(KCIC)は17年の着工当初、開業目標を19年としていたが、18年3月に20年へと延期。今年に入って土地収用が完了し、21年の末には完工すると発表していた。
同省のカリティカ・ウィルジョアトモジョ副大臣によれば、「現在の建設の進捗状況は56%」で、4回目の延期となる今回の主な理由は「新型コロナウイルスの影響が大きい」という。