大統領、感染者と接触　検査は陰性　新型コロナ

　ジョコ・ウィドド（通称ジョコウィ）大統領が新型コロナウイルスの感染者と接触し、検査を受けていたことが25日までに分かった。結果は陰性だったという。
　ジョコウィ大統領は16日、中央ジャカルタのイスタナ（大統領宮殿）で、中部ジャワ州ソロの副市長と面会していた。この副市長が17、18両日に受けた検査で新型コロナの陽性が確認され、大統領も24日までに複数回の検査を受けた。
　結果はいずれも陰性で、25日には「私と家族はいずれも健康」とする談話を発表。インターネットでは自転車に乗った写真を公開し、健康維持や保健プロトコルの遵守を改めて呼び掛けている。
　大統領府は「副市長には面会前に迅速検査を行っており、イスタナでは対策が徹底されている」とし、落ち度はなかったと強調している。（リンダ・シラエン）