「PSBB終了」60% 1200人が回答 民間調査機関調べ
民間調査機関のインディカトルは21日、新型コロナウイルス対策となる「大規模社会的制限(PSBB)」に関する世論調査の結果を公表し、PSBBの終了を求める意見が、継続を求める意見を25ポイント近く上回った。
調査は7月13~16日の間、全国34州の1200人を対象に実施された。PSBBを継続すべきかを問う質問に対し、「終了させるべき」との回答が過半数の60・6%に上ったのに対し、「継続を求めた」のは34・7%にとどまった。
また、「経済と健康のどちらを優先すべきか」という質問では、経済と回答した人が47・9%にのぼった。
これに対し、健康を優先すると答えた人は45・0%だった。5月時点の調査では、60・7%の人が健康優先としており、見方が逆転した。
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が新型コロナ問題を解決できると信じているかを問う質問では、60・9%が「とても信用している」もしくは「信用している」と回答。5月から6・8ポイント減少したものの、過半数が大統領による新型コロナ対策を支持していることがわかった。
これに対してテラワン・アグス・プトラント保健相は「とても信用している」と「信用している」の合計が、5月の58%から38・9%に急落した。