PCR検査を開始 月8000件受け入れへ カルベ・ファルマ
製薬最大手のカルベ·ファルマと豊田通商、臨床検査などの保健科学研究所(本社·横浜市保土々谷区)の合弁企業で、受託臨床検査事業を行うイノラボ·サインズ·インターナショナルは13日、新型コロナウイルス感染の有無を確認する「PCR検査」を無償で開始した。
カルベ·ファルマがインドネシア政府から要請を受ける形で開始した。期間は6月ごろまで予定しているが、状況により延長する可能性もある。ジャカルタ特別州内の指定病院で採取された検体を受け入れ、同社の臨床検査センター(北ジャカルタ·スンタル)で検査を実施、2営業日以内に結果が出る。現在の受け入れ可能数は月4千件だが、今後、月8千件まで受け入れ体制を強化する予定という。
イノラボ·サインズ·インターナショナルは2016年、カルベ·ファルマと豊田通商、保健科学研究所の合合弁企業として設立。18年に臨床検査センターを開設した。