揺れる航空券割引き ガルーダ航空

 国営ガルーダ・インドネシア航空と同社子会社の格安航空会社(LCC)シティリンクは今月上旬、バリ州デンパサール、ジョクジャカルタ特別州など国内10カ所の観光地を発着する航空便の運賃を、最大で50%割引きすると発表した。
 この割引きキャンペーンは、新型コロナウイルスの感染拡大による観光業への影響回避を目的に、政府が打ち出した景気刺激策に応じる形でスタートした。期間は1日から5月31日まで。
 当初説明では政府が航空会社に対して値引き分の補填を行うとしている。しかし、地元メディアによると、ガルーダ航空のイルファン・スティアプトラ社長は9日、補填金の支払い時期など詳細なスキームについては「政府と協議中」であると明らかにした。
 割引きチケットは、ガルーダ航空のホームページや同航空会社のセールスオフィスで予約可能だが、割引率は12日現在で10~20%に留まり、揺れている。
 ガルーダ航空の広報担当者はじゃかるた新聞の取材に対し、同キャンペーンでは毎月6万5千席が割引対象となり、3月7日時点で3月分は約30%を販売したと説明している。

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