オムニバス法反対デモ 労働団体、イスタナ前で
複数の労働団体が30日、中央ジャカルタのイスタナ(大統領宮殿)前で、国会提出が準備されている「オムニバス法」への反対デモを行った。同法は投資環境改善を目的にしているが、労働者は低賃金化や解雇条件の緩和などにつながると反対している。
地元メディアによると、オムニバス法をめぐっては、スリ・ムルヤニ財務省が29日、税制関連法案を完成したと明らかにした。
法人税率の引き下げや電子商取引(EC)課税ルールの整備、タックスホリデーなど税制優遇についてなどを盛り込むという。(大野航太郎)