「日本人は熱心に働く」 プルサダ第一副会長に勲章授与
2019年秋の叙勲で旭日小綬章を受章した元インドネシア元留学生協会(プルサダ)の第一副会長だったインドラ・カルタサスミタ氏への勲章授与式が21日、南ジャカルタの駐インドネシア日本大使公邸で行われた。ダルマ・プルサダ大学や少林寺拳法連盟の設立に貢献したことが評価された。
授与式でインドラ氏は「下宿のおばさん、交番のお巡りさん、学校の先生や友達が毎日親切にしてくれたことは忘れられない思い出。日本人は熱心に働き、心はやさしい」と京都で過ごした留学時代を振り返った。
これに対し、石井正文駐インドネシア大使は「日本・インドネシア間の距離を縮めてくれた存在だ」と称えた。
令和元年秋の勲章はインドラ氏を含めたインドネシア人4人に授与される。(佐藤裕菜、写真も)