26日、金環日食
26日、スマトラ島やカリマンタン島の一部で金環日食、インドネシア全域で部分日食が起きる。ジャカルタでの日食開始は午前10時42分、終了は午後2時23分。最大79%が欠ける。
金環日食とは、地球、月、太陽がほぼ一直線に並び、太陽が月によって隠されるが、太陽の方が月より大きいために光のリング状に見える現象。
インドネシアでの金環日食帯(金環日食が見えるエリア)は、アチェ、北スマトラ、リアウ、リアウ諸島、西カリマンタン、北カリマンタン、東カリマンタンの各州を通っている。
気象庁(BMKG)によると、インドネシアで最初に日食が始まるのはアチェ州サバンの午前10時3分で、パプア州ソレンディウェリで午後3時に終わる。
ジャカルタでは午前10時42分から欠け始め、午後0時36分が最大食(79%)となる。日食の終わりは同2時23分。
その他の主要都市の、最大食となる時間(欠ける量)は下記の通り。バンドン午後0時39分(76%)▽ジョクジャカルタ午後0時48分(73%)▽スラバヤ午後0時55分(74%)▽デンパサール午後1時1分(68%)——。
インドネシアで見られた前回の金環日食は2009年1月26日で、約10年ぶり。次回は2031年5月21日で、カリマンタン、スラウェシ、マルクで金環日食が観測できる。(高地伸幸、時間はすべて西部インドネシア時間)