「一つの国家、民族、言語」 青年の誓いの日 91周年祝う
インドネシア各地で28日、「青年の誓いの日」の91周年を祝う行事が行われた。行事は1928年10月28日に青年民族主義者が開いた第2回インドネシア青年会議で、「一つの国家、一つの民族、一つの言語」をうたう「青年の誓い」が採択されたことを記念するもの。インドネシアの民族意識が芽生えるきっかけとなった出来事として広く知られている。
地元メディアによると、各地では多くの学校や政府機関で式典が開かれ、若者らを中心にパレードなどの行事も行われた。参加者は伝統衣装を身に着け、街を練り歩いたり、踊りを披露した。ジョコ・ウィドド大統領はこの日、「インドネシアの発展は若者の手にかかっている。若者に手を差し伸べ、ともにインドネシアを発展させていきたい」と述べた。(小山倫)