プレーパークがオープン しまじろうと遊ぼう ベネッセ
教育・生活事業を展開するベネッセコーポレーション(本社・岡山市)のキャラクター「しまじろう」の体験型プレーパークが26日、西ジャワ州ブカシの「スマレコン・モール・ブカシ」にオープンした。10月20日まで。
ベネッセコーポレーションは2018年から日本国内でプレーパークの事業を開始し、1年間で25万人の集客を記録した。海外での展開は今回が初めて。
1歳から6歳ごろまでの子どもが対象。同モール1階のアトリウムに大型すべり台などの体験型遊具や、知育玩具で遊ぶことができるブースを設置した。幼児向け通信教育プログラム「こどもちゃれんじ」の受講受付や、しまじろうのショーも行う。
ベネッセコーポレーションの現地法人ベネッセ・インドネシアの渡邊慶マーケティング・マネジャーは、28日は日本人の家族を含め500人程度の来場者があり「最初の週末にしては客入りは上々」と話した。開催期間中、1万1千人の集客を目指しているという。
同プレーパークは、ベネッセコーポレーションがキャラクターなどのライセンス提供をしている香港の版権管理会社、アニメーション・インターナショナルの主催。今後1年で、首都圏(ジャボデタベック)を中心に6カ所でプレーパークの展開を予定している。
入場料は子どもは月曜から木曜が6万5千ルピア、金曜から日曜が8万5千ルピアで、保護者は一律3万5千ルピア。
ベネッセ・インドネシアは17年から、ケーブルテレビのファースト・メディアなどでアニメ番組「しまじろう ア・ワンダフル・アドベンチャー」を放映開始。18年7月に「こどもちゃれんじ」を開講した。
インドネシアでの「こどもチャレンジ」の受講者数は公表していないが、開講以来ジャカルタ、バンドン、スラバヤなどを中心に、教材のトライアルキットを約40万セット発送しているという。(高地伸幸、写真も)