秋の墓参・参拝を実施 EJJC
東ジャワジャパンクラブ(EJJC)はこのほど、東ジャワ州スラバヤ市の日本人墓地と、マラン市にある日本人慰霊碑で秋の墓参・参拝を実施した。
谷昌紀在スラバヤ日本総領事夫妻や、EJJCの渡部慎吾会長、近藤同事務局長、徳長邦彦スラバヤ日本人学校(SJS)校長夫妻ら在留邦人約30人が出席した。
日本人墓地は元日本残留兵の故石井正治さんが尽力して、戦前に亡くなった120人の遺骨と名簿を整理。インドネシアの独立戦争時代、日本人として戦没した454人の霊を慰めるため「招魂の碑」も建立され、1984年に「スラバヤ日本人墓苑」が開苑した。その後、日本政府の支援も受けつつ維持管理している。
マラン市内の日本人慰霊碑は太平洋戦争で戦死した日本兵や当時の在留邦人も慰霊の対象だ。戦後放置された時期もあったが、マラン市やスラバヤ総領事館、EJJCなどが協力して修復した。 (平野慧)