ホンダ、バリに旗艦店 船外機の販売網強化
ホンダ・パワープロダクツ・インドネシア(HPPI)は6日、バリ島デンパサール市の船外機ディーラーを刷新し、ホンダマリンのブランドデザインを適用した国内1号店として正式開店した。観光地の店舗を刷新し、販売網を強化する。
観光ビジネスが拡大しているバリの同店を、国内の旗艦店と位置付ける。大型船外機「BF250D」(2億5千万~2億6千万ルピア)を中心に販売する。バリ島~ロンボク島間の高速フェリーの需要を、独自の低燃費エンジンで取り込む。
島しょ国家のインドネシアを、船外機需要が伸びる重要市場と捉え、各地に販売店を展開している。バリ島のほか、ジャカルタ特別州プラウスリブ、東ヌサトゥンガラ州ラブアンバジョ、リアウ諸島州バタム島などを重点エリアとし、店舗の刷新を進める。(大野航太郎)