【ジャカルタ日本祭り特集2019】 石井正文 駐インドネシア日本大使 共に働き、共に繁栄
ことしもジャカルタ日本祭りの開催がいよいよ目前に迫りました。ジャカルタ日本祭りは、日本とインドネシアの間の市民交流を目的に2009年から開催され、ことしで第11回目となります。昨年、日本とインドネシアは国交樹立60周年記念を盛大にお祝いしました。60周年記念の祝賀行事を契機とし、日本とインドネシアの市民交流は一層盛り上がりを見せ、その重要性はますます高まっています。
ジャカルタ日本祭りは、日インドネシア双方の出演者や参加者の協力により、在留邦人の皆さまとインドネシアの皆さまにとって、貴重な文化交流や市民交流の場となってきました。ことしは特に、「日本とインドネシアの交流を深める」ということに加え、「参加型イベントを多く取り入れる」「日本とインドネシアの文化―特にジャカルタ地域のブタウィ文化―の双方をとり入れる」「ポップカルチャーと伝統文化の双方をとり入れる」「家族連れが楽しめるイベントとする」をテーマに準備を進めて参りました。
新進気鋭のアーティストがパフォーマンスを繰り広げるメーンステージに加え、交流広場での参加型イベント、体験ゾーンでの日本・インドネシアの文化体験、さまざまな企業の皆さまによる出展ブース、みこしや盆踊りなど、2日間にわたり、日本とインドネシアの交流を満喫できるイベントが盛りだくさんとなっています。
皆さんの活発な交流を礎に、日本とインドネシアはこれからも「共に働き、共に繁栄する(Kerja bersama, Maju bersama)」関係を強めていきたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。