海運の発展見据え 船舶関係の展示会
造船業やモーター、ポンプなどの船舶設備などをアピールする展示会「イナマリン2019」が中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で開催されている。政府が海洋国家構想を掲げる中、将来的な海運発展に伴う需要を取り込むのが狙いだ。30日まで。
中国など15カ国から計約500社が出展。貿易摩擦などを背景に中国経済の減速傾向が明確になる中、海運業関係の市況にも先行き不透明感がある。造船大手は東南アジア各国の将来性を重視しており、市場調査を兼ねて展示会に出展している。(平野慧)