女子ラグビー部員を初派遣 経済流通大 JICA短期ボランティア
 経済流通大学女子ラグビー部の部員が3日から、国際協力機構(JICA)の短期ボランティアとしてインドネシアに派遣されている。女子ラグビー部員のボランティア派遣は今回がはじめて。
 今回派遣されたのは同大3年の幅野真子さん(20)、須田澪奈さん(20)と2年の水岡萌さん(20)、川村雅末さん(20)の4人。9月1日まで、ジャカルタやジョクジャカルタ、バリなどで、主に小学生から大学生を対象にラグビー普及活動や、地元大学の女子ラグビー部で指導を行う。 
 短期ボランティアの4人は7日、南ジャカルタ区プサングラハンのプサントレン(イスラム寄宿学校)「ポンドック・プサントレン・ダルナジャ」で活動を実施。同校の15~16歳の男子生徒が約70人参加した。ラグビー未経験の生徒には「ラグビーボールに触れる楽しさ」を知ってもらえるよう、ミニゲームなどを実施。同校のラグビーチーム「ゴールデン・ライオン」のメンバーなど、ラグビー経験者には本格的な指導も行った。
 JICAボランティア事業の企画調査員の矢野史俊さんは「国民の多数がイスラム教徒というお国柄か、インドネシアには女子ラグビーのプレーヤーが非常に少ないのが現状」と話す。今回の短期ボランティアでは、ジョクジャカルタで女子ラグビー普及に向けたフォーラムも企画しているという。(高地伸幸、写真も)


 

 
 
 
 

 






















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