三菱自工場で見学会 金型工業会 地場経営者50人参加
金型産業の振興を支援するインドネシア金型工業会(IMDIA)は17日、西ジャワ州ブカシ県の工業団地グリーンランド国際工業センター(GIIC)にある三菱モーター・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)の自動車工場の見学会を開いた。会員企業から50人が参加した。
地場製造業の経営者などが、大手の生産現場の状況や工夫を学ぶことが目的。高橋誠会長は「技術は人がつなげて、次の世代に引き継ぐもの。これをきっかけに、社内でもつなげていく取り組みを始めてほしい」と呼び掛けた。
同工場では2017年から、エクスパンダー、パジェロスポーツ、18年からコルトL300、日産リヴィナが生産されている。敷地面積は51万平方メートルで、3580人が勤務している。生産能力は現在年16万台で、今年度中に、年22万台に拡大する予定。(大野航太郎)