一流バド選手が集結 インドネシアOP 来月16日に開幕
世界トップレベル選手たちが参戦するバドミントンの国際大会「ブリブリ・インドネシア・オープン2019」が7月16~21日、中央ジャカルタ区スナヤンの室内競技場イストラ・スナヤンで開催される。ことしは、5月から始まった1年間の東京五輪の出場枠を争う「オリンピックレース」中となり、例年に増して熱い戦いが繰り広げられる。
同大会は世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアーの大会で、格付けはツアーファイナル以外で最も賞金や獲得ポイントが高い「スーパー1000」。オリンピックレース中の選手たちにとっては特に獲得したいタイトルとなる。スーパー1000はほか、全英オープン、中国オープンのみ。賞金額はことしのワールドツアーで最も高い125万米ドル。
世界20カ国・地域から236選手が参加する予定。日本からは男子シングルスの桃田賢斗や女子ダブルスの髙橋礼華、松友美佐紀などの多くの注目選手が参加する。
冠スポンサーは昨年に引き続き、たばこ大手ジャルムのグループ会社で、オンラインショッピングサイト「ブリブリ・コム」を運営するグローバル・デジタル・ニアガが務め、ジャルム財団が支援する。
26日、中央ジャカルタで開かれた記者会見で、インドネシア・バドミントン協会(PBSI)のスシ・スサンティ育成強化部長は「選手皆のコンディションは良い。まだ1カ月あるので、調子を整えたい。東京五輪出場のため、選手一人一人が自分たちのベストを出せたら」と話した。
昨年同大会で優勝した男子ダブルスのケフィン・サンジャヤ・スカムルジョ選手は「インドネシアのために自分のベストを尽くすのみ」と語った。
観戦チケットはすでにブリブリ・コム、チケット・コムで販売を開始しており、大会期間中は会場のチケットボックスで直接購入も可能。価格は2万5千ルピアから。(上村夏美、写真も)