MRT駅でレンタル 電動バイク新事業構想 ホンダ
中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で25日開幕したインドネシア国際モーターショー(IIMS)で、二輪製造、販売のアストラ・ホンダ・モーター(AHM)は、大量高速鉄道(MRT)の利用者に駅から最終目的地まで電動バイクを貸し出す新事業を構想していると明らかにした。
井沼俊之社長は新事業について「電動バイクは航続距離が課題だが、駅から最終目的地までの距離には合う。採算性など、まだ(実施までの)ハードルは多い」と話した。
また、大型バイクのX—ADVなどを発表。第1四半期の販売については「(販売台数の伸びが)スローダウンする傾向があったが、想定内に収まった」とし、年内に市場が回復していくことを期待した。(大野航太郎)