3カ月連続2桁減 3月自動車統計

 インドネシア自動車工業会が15日発表した3月の自動車販売統計(工場出荷ベース)で、販売台数は前年同月比11・4%減の9万189台だった。1月から3カ月連続の2桁減だった。関係者らは大統領選を控え様子見ムードが広がり、消費者が買い控えを続けていると指摘している。
 乗用車の上位3社では、トヨタが前年同月比8・6%減の2万8725台、ダイハツが同14・4%増の1万9625台、三菱自動車が同5・8%減の1万3164台だった。2月下旬に7人乗りのMPV「リヴィナ」と「セレナ」を発表した日産は同109・2%増の3172台に伸ばした。
 商用車では、三菱ふそうが同42・9%減の2957台、日野が同17%減の2670台、いすゞが同11・1%減の2038台だった。
 ことしの自動車販売台数は前年同期比で減少を続けており、1月が全体で同14・9%減の8万1990台、2月は同13・4%減の8万1684台だった。(大野航太郎)

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