家族向けAXIA リッポーチカランに建設 豊田通商
 豊田通商は28日、西ジャワ州ブカシ県リッポー・チカラン地区において、ファミリー向けサービスアパートメント「AXIA」第3期の開発・運営を始めると発表した。同社と現地法人が100%出資する「豊田通商リアル・エステート・チカラン」が開発・運営、邦人人口が拡大する同地域のニーズに応える。
 同社はこれまで、単身者・出張者向けサービスアパートメントとして2014年9月にAXIA第1期、16年4月に第2期を開発してきた。竹中工務店が設計・施工を担当。豊田通商はトヨタホームと東急不動産、リッポー・グループと共に合弁「TTLレジデンシーズ」を組成して運営してきた。
 豊田通商が100%出資でアパート開発に踏み切る背景には、単身でAXIA1・2期に住む層の所属企業からの強い要望がある。ブカシ県デルタマスに日本人学校が来月開校し、従来以上にファミリー層のアパート需要が増えると見ている。
 担当者によると、2棟建てで部屋数は計300程度を想定している。7月ごろに建設を開始する予定で、日系のゼネコンが設計・施工を請け負う。(平野慧)


 

 
 
 

 






















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