いしがまやハンバーグ プラザ・インドネシア 海外初オープン
きちり(本社・大阪市中央区)は15日、中央ジャカルタ区の高級モール「プラザ・インドネシア」5階のルミネ・ジャカルタ内に、牛肉を使ったハンバーグ店「いしがまやハンバーグ」をオープンさせる。
海外進出初の1号店で、主力メニューである独自の石窯で焼き上げたハンバーグのほか、ジャカルタのみで楽しめるオリジナルメニューも取りそろえた。
ハンバーグは豪州、米国から厳選して輸入した牛肉を使用。同店の特徴である、独自に開発したハンバーグ専用石窯で、時間をかけてふっくらとジューシーに焼き上げたハンバーグを提供する。ステーキに使われるような良質な肉を使っているという。
12日には、オープンを記念したイベントが開かれた。海外初進出にジャカルタを選んだ理由について、きちりの城所将太ゼネラルマネジャーは「信頼できる現地パートナーがいた。また、インドネシアはますますこれから成長が見込める」と語る。
初の海外進出で新たに、石窯で焼くデザートのハニートーストなどメニュー4品を加えた。また、日本ではしょうゆベースのオリジナルソースのみだが、国内では5種のソースをそろえた。
いしがまやハンバーグは、きちりが手掛ける主力ブランドの一つで、2010年に日本の吉祥寺で1号店をオープン。現在は国内で、約20店舗を展開している。
城所ゼネラルマネジャーは「こだわりのハンバーグと真心のこもったホスピタリティーを提案、提供し、健康的でおいしい日本の食文化を広めたい」と述べた。(上村夏美、写真も)