イ・マスターズ、きょう開幕 27日まで 桃田、タカマツら参戦
バドミントンの国際大会「ダイハツ・インドネシア・マスターズ2019」が22日、中央ジャカルタ区スナヤンの室内競技場イストラ・スナヤンで開幕する。27日まで。世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアーの大会で、賞金総額は35万ドル。大会の格付けはスーパー500となっており、世界20カ国・地域からトップレベルの選手を含む267人が参戦する。
日本からは昨年の世界選手権で日本男子初となる優勝を果たし、日本男子初の世界ランキング1位となったシングルスの桃田賢斗、2016年のリオデジャネイロ五輪金メダリストで前回大会優勝の高橋礼華、松友美佐紀組、女子ダブルス世界ランキング1位の福島由紀、廣田彩花組などが出場する。
インドネシアからは、前回大会優勝の男子シングルスの国内エース、アンソニー・シニスカ・ギンティン、今大会で引退する意向を示した混合ダブルスのトントウィ・アフマッド、リリヤナ・ナトシル組、男子ダブルス世界ランキング1位で前回大会優勝のケフィン・サンジャヤ・スカムルジョ、マルクス・フェルナルディ・ギデオン組などが出場する。
インドネシア・マスターズは10年に始まり、未開催の17年を除きことしで9回目。18年からは、ダイハツ工業が冠スポンサーとなり、大会のレベルが格上げされ、世界トップクラスの選手が集まる大会となった。
21日の会見に出席したリリヤナ選手は「最後の試合を、(ペアの)トントウィと楽しみたい。そしてベストパフォーマンスを出したい」などと語った。
観戦チケットは、オンラインショッピングサイトのブリブリ・コムやチケット・コム、会場で購入できる。(上村夏美、写真も)