ANA就航再開8周年 乗客にお土産も
全日本空輸(ANA)は7日、2011年の就航再開から8周年を迎えた。スカルノハッタ空港(バンテン州タンゲラン)第3ターミナルのチェックインカウンターを飾り付け、同日の乗客計500人以上を迎えたほか、記念品としてオリジナルのコースターと便せんセット、折り紙を配布した。
ANAは1996年、同空港に就航したが、アジア通貨危機の影響で98年に運航を中断した。2011年1月7日に再開し、14年3月に羽田空港との2便目、17年8月に3便目を就航し、乗客数を伸ばしている。
杉山涼太マネージャーは「往来する日本人、訪日旅行者、日本経由で外国に向かう旅行者の三つを主なターゲットに、これからも訴求を続けていく」と話した。正月に帰郷していた愛知県豊橋市在住の建築業、シスワント・セティアワンさん(41)は同日夜の便を利用。「羽田に行きたくてANAにした。お土産ももらえてうれしい」と笑顔を見せた。(大野航太郎、写真も)