ほかに女優45人登録か ネット売春業者

 東ジャワ州スラバヤ市内のホテルで売春行為をした疑いがあるとして、有名女優のファネッサ・エンジェルさんらが警察に拘束された件で、同州警察は7日、同じあっせん業者にファネッサさん以外の女優45人、成人向け雑誌のモデル約100人が登録していたと発表した。インターネット上で客からのオーダーを受け、やり取りをしており、業者の規模は大きいとした。地元メディアが報じた。
 37歳と28歳のあっせん業者2人は5日に情報電子商取引法(ITE法)違反などの疑いで逮捕されている。警察は引き続き、2人を取り調べ、登録していた女優やモデルから事情聴取するという。
 適用する法がないとして6日夕に拘束が解かれたファネッサさんとモデルについて、州警察当局者は、仮に売春によって安定的な収入を得ていた場合は逮捕する可能性もあると述べた。
 また、州警によるとスラバヤ市でファネッサさんとモデルをオーダーしたとみられる男性は40~50歳の既婚の実業家だという。男性は数時間の聴取を受けた。このあっせん業者の客は、主に企業経営者らだという。(上村夏美)

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