トランスコスモス参入 ECの現地法人設立
デジタルマーケティング大手トランスコスモス(本社・東京都渋谷区)はこのほど、インドネシアのEC(電子商取引)子会社「トランスコスモスコマース」(最高経営責任者・長田直人氏)を設立した。
トコペディアなど4サイトで順次店舗を開設。インドネシアの大規模な市場に日本をはじめとした小売店やメーカーの商品を投入する。
EC店舗は、トコペディア、ラザダ、ブカラパック、ショッピーに開設する。化粧品や美容商品、ヘルスケア商品を中心に扱う。トランスコスモスによると、商品の種類は、現在は日本の美容用品など数十点だが、2020年までに1万点に増やしたいという。
同社は13年にトランスコスモス・インドネシアを設立。コールセンター事業やECの支援事業などを手掛けてきた。
同社の自社調査によると、インドネシアのEC市場規模は2017年に前年比135%の153億ドルと急成長。市場は27年までに約608億ドルに達すると推計している。(木許はるみ)