HMSI 研修の成果、490人が競う 顧客満足コンテスト
日野自動車の現地販売法人、日野モータース・セールス・インドネシア(HMSI)は14、15両日、バンテン州タンゲランにある同社アフター・セールス・センターなどで、日野カスタマー・サティスファクション(CS)コンテストを開催している。国内41の正規ディーラーから490人が参加。日頃の研修の成果を競い合った。
8回目の開催となることしは修理・メンテナンスについてディーラー内で教育を行うインターナル・アフター・セールス・ディーラー・トレーニング部門と、バスのセールスマン部門が新設され、12部門で行われている。
コンテストは2008年以降、同社が行ってきた3S(販売、サービス、スペアパーツ)を通した顧客満足度向上を目指す社内研修の成果を披露するため、10年に初開催された。
榧木(かやのき)寛雄社長は「(コンテストは)各ディーラーが目指してきた『夏の甲子園』。これを目標に努力し、日々高くなっている顧客の要求に応えていければ」と語った。
また、同社はことし10月までの販売台数が前年同期比36%増の3万2117台だったと発表した。同社はことし、過去最高となる年4万台の販売を目標にしており、榧木社長は「市場、シェアともに伸びており、十分に見えてきている」と話した。(大野航太郎、写真も)