微生物活用で排水処理 SSIA スルヤチプタ工業団地に

 地場系不動産大手スルヤ・セメスタ・インターヌサ(SSIA)は12日、西ジャワ州カラワン県スルヤチプタ工業団地で、微生物を活用した有機性排水処理施設の完成記念式典を開いた。1日5千立方メートルの排水処理が可能で、同団地内にある既存施設の処理を助ける。
 同社発表によると、建設は有機性排水処理施設を手掛けるハンガリー企業と共同で2016年9月から進めた。施設の面積は約3ヘクタールで、建設費は680億ルピア。
 同施設はソーラーパネルを利用し、使用電力の一部が太陽光発電によって賄われている。ヨハネス・スリヤジャヤ社長は「スルヤ・セメスタ・インターヌサは全てのビジネスで環境保全の理念を重視する」と環境適応性の高さを強調した。
 同団地内の既存の排水処理設備は1日1万1千立方メートルの排水処理が可能。新設により計1万6千立方メートルの排水が処理できるようになった。(大野航太郎)

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