メーキャップ商品刷新 若い世代取り込みへ 資生堂

 資生堂が海外88カ国・地域で展開する主力ブランド「SHISEIDO」のメーキャップ商品がこのほど大幅にリニューアルし、25日、インドネシアでの販売開始を記念するイベントが西ジャカルタのモール、セントラルパークで開かれた。「モダンジャパン」をテーマにしたデザインなど、若い世代の需要の掘り起こしを目指す。
 資生堂はことし8月、スキンケアのような軽い質感と発色が特徴の新しいメーキャップシリーズを発表。「モダンジャパン」をテーマにしたスリムなデザインと漆のような赤いラインのパッケージも特徴となっている。
 国内での販売は、色、サイズなどが違うものを別の商品として数えると約100点。価格帯は従来のメーキャップ商品と変わらない35万~80万ルピア。9月から国内大手ラザダなどのオンラインショップ、10月11日からは中央ジャカルタのモール、グランドインドネシアなど3店舗で販売を開始、今後数を増やしていく。
 資生堂コスメティクス・インドネシアの徳山綾子社長は「これまでのイメージをがらりと変えた。若い世代の方々を取り込んでいきたい。特徴である質感を試していただきたい」と話す。
 28日までセントラルパークモール1階のラグナ・アトリウムでメーク体験などのイベントが開催されている。(上村夏美、写真も)

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