投資課題を共有 埼玉県 上田知事が来イ
来イ中の埼玉県の上田清司知事は24日、アイルランガ・ハルタルト工業相やハニフ・ダキリ労働相を表敬訪問し、日系企業の投資状況や抱える課題について意見交換した。
その後、進出している県出身企業間の情報交換やビジネス・マッチングのための組織「埼玉県インドネシアネットワーク」の交流会が中央ジャカルタのホテル・プルマンで開かれた。上田知事は「(規制面の課題などを受け)経済活動がしやすくなるように努力していく」とあいさつした。
進出済みの県内企業は58社で、二輪・四輪関係の業種が多い。こうした状況の中で、埼玉県産業振興公社はジャカルタ近郊の工業団地で、自動車部品関連のメーカーを対象とした商談会を2019年1月に開く予定だ。発注側はインドネシアに工場を持つ自動車部品製造会社、受注側は埼玉県内に本社か事業所を有する中小企業を想定している。(平野慧、写真も)