世界初 公式の学ぶ場 ラーニングセンター開設 富士フイルム
富士フイルム・インドネシアは18日、富士フイルム公式では世界初となるラーニングセンターを南ジャカルタのSTCスナヤンに開設した。
中判ミラーレスデジタルカメラ「GFX」シリーズなど高性能の製品のユーザーに対して、プロ仕様の撮影機材を提供して写真を楽しんでもらい、アフターサービスを拡充する。
ユーザーは1回につき2時間使用できる。「基礎だけでなく、ワンランク上のテクニックを身に付けたい」というユーザーの希望が強いことを背景に、各種ワークショップも開催していく。
インドネシアでは2013年、他国の拠点に先駆けて中央ジャカルタのモール、グランドインドネシアにショールームを開設。
順調に伸びるカメラ需要に対応し、顧客とのコミュニケーションをとり、「買った後のサービス」に力を入れることで定着を見込む。
富士フイルムは競合のソニーなどと、ミラーレスカメラ市場でシェア1位を競う環境にある。(平野慧)