はだしで駆け抜けた JJS幼稚部運動会 195人全力で
ジャカルタ日本人学校(JJS)幼稚部の運動会が13日、校内グラウンドで開かれた。年少組と年長組の混合で結成された黄、水色、緑、ピンク、赤、黄緑全6チームの園児195人が、はだしで芝生のグラウンドを駆け抜け、全力プレーを見せた。
ことしのテーマは「TKカーニバル」。競技のほか、6チームで花火の形を作ってのマーチングなど、園児らは約1カ月間練習してきた成果を披露した。全園児による表現「TKカーニバル」では、年少、年長園児たちが力を合わせてパラバルーンを披露。色取り取りのパラバルーンが会場を彩った。
未就園児や保護者、JJS小学部の児童などが参加する競技もあり、会場が一つとなって楽しんだ。PTA競技の綱引き「サンバ・デ・ひっぱれ」では、力強い対戦に「パパ頑張れ!」などの声援も。年長組の親子競技「とんで! くぐって! 年長サーカス団」、年少組の親子競技「TKクチルのサーカスだ!」では、それぞれ親子で共に力を合わせ絆を深めた。
会場が最も盛り上がったのは、最後の競技、年長組によるリレー「ダッシュでGOGOGO!」。赤チームと緑チームは追い越しては抜かされと、最初から最後までどちらが勝つか分からない白熱した戦いを繰り広げた。
最後には「応援大賞」のほか、各チームに「元気がよかったで賞」などの賞が送られた。
緑チーム、りす組の石田愛莉ちゃん(4)は「初めての運動会。踊りがとても楽しかった」と振り返り、父親の康介さんは「子どもだけでなく、大人も一緒にみんなで盛り上がっていましたね」と話した。(上村夏美、写真も)