【ジャカルタ日本祭り特集】イでカバーが話題 Kiroro
1995年結成。高校時代放課後の音楽室で千春がオリジナル曲をアカペラで歌っていたところに、綾乃が伴奏をつけて遊んでいたのが結成のきっかけ。千春が小学生のころ、地域交流で北海道田町に行き、耳に残ったアイヌ語の「kiroru(人間が踏み固めた広い道の意)」「kiroro―an(強い・健やか・盛ん・大きい・かたくなの意)」という言葉を参考に意味や響きにひかれグループ名をkiroroに決定する。
翌年インディーズシングル「長い間/青のじゅもん」が、沖縄限定で発表したにもかかわらず売上枚数が1万枚を超え話題になる。98年1月21日にメジャーデビュー。ノンタイアップにもかかわらず、ジワジワと楽曲が全国に浸透し、ミリオンヒット。ピュアな楽曲と素朴なキャラクターで一躍国民的アーティストとなった。
以後「未来へ」「Best Friend」など誰もが口ずさめるヒット曲多数。インドネシアなどアジア各国でも楽曲がカバーされるなど、自然に広まり、中国では女性たちのカラオケ定番曲となっている。現在、2人ともに3人の子の母親として、沖縄で育児をしながら緩やかに音楽活動中。