馬場馬術の照井4位 バド個人戦始まる

 アジア大会6日目は23日、ジャカルタ特別州や南スマトラ州パレンバン市など各地で行われ、馬場馬術個人戦決勝で照井駿介(ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)とアリアス・マックスのペアが4位に入った。団体戦を終えたバドミントンでは個人戦が始まり、女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)がモルディブの格下選手をストレートで下した。日本勢はいずれも2回戦に駒を進めた。

 照井は3位と0・97%差の得点率74・735%と僅差での4位。高橋正直(伊香保バーデンファーム)とファブリアーノ58のペアは69・195%で9位だった。インドネシアは最高10位。
 奥原はモルティブのシャフルナズに21—2、21—5で快勝した。他に男子ダブルスの嘉村健士、園田啓悟組(トナミ運輸)、混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗組(日本ユニシス)らが2回戦に進出した。インドネシア勢も順調に勝ち進んでいる。
 サッカーは決勝トーナメントが始まり、24日には男子のベスト16でインドネシアがアラブ首長国連邦(UAE)、日本がマレーシアと対戦する。日本女子は25日に北朝鮮との準々決勝を迎える。」(中島昭浩)

■バド男子団体イ惜敗

 バドミントン男子団体は22日、室内競技場イストラ・スナヤンで決勝が行われ、インドネシアが中国に1―3で敗れた。会場には多数の地元ファンが駆けつけ、地鳴りのような大声援が送られたが、1998年バンコク大会以来の優勝はならなかった。中国の優勝は2010年広州大会以来8年ぶり。
 インドネシアのヘリー・イルマン・ピエルガディ監督は、「世界のレベルが上がっている。優勝はできなかったが、選手の健闘をたたえたい」と語った。(大野航太郎)

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