溶接コンテストが開会 岩谷産業

 産業用ガス製造・販売の岩谷産業グループとインドネシア溶接協会は9日、西ジャワ州ブカシ市の労働省職業訓練指導員・小規模工業普及員養成センター(CEVEST)で「イワタニIWS溶接コンテスト2018」の開会式を開いた。ことしで3回目。
 コンテストはインドネシア国内で溶接に関わる製造業からの応募者を対象に筆記試験と実技試験を実施し、技能向上を図ることが目的。
 82社から160人が参加し、ブカシ市とバンテン州セランの2カ所で予選を行う。9月の本選を経て入賞者が決まる。昨年はコマツの現地法人社員が優勝、賞金と日本への研修旅行が贈られた。
 工業省や労働省、日本大使館などが後援。現地法人イワタニ・インダストリアル・ガス・インドネシアの祖父江英一社長は「初参加の企業も多く、地場企業からの参加が半数を占める。スラバヤ(東ジャワ州)やスマラン(中部ジャワ州)からも参加している」とことしの特徴を話した。
(平野慧、写真も)

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