奇数偶数規制に効果 速度12%アップ バス乗客10%増 ジャカルタ  

 ジャカルタ特別州で2日から行われている車両進入規制策「奇数偶数制度」の適用区間・時間の拡大試験が、渋滞緩和効果を表しつつある。区間走行速度が約12%アップ、専用レーンバス「トランスジャカルタ」の乗客が約10%増加しており、8月のアジア大会に向けて一定の成果が期待できそうだ。18日までにコンパスコムなどが報じた。 

 州運輸局のアンドリ・ヤンシャ局長によると、試験期間第2週(10〜17日)に対象の通りを走行した車両の平均速度は時速23.14キロで、開始前から12.11%速くなった。適用区間の平均走行時間は15.56分から13.68分となり、約2分間短縮された。
 一方でアンドリ局長は「第1週(2〜9日)の平均走行時間は13.25分で、第2週には増加している」と指摘。正式導入予定の8月1日までは違反が処罰の対象とされないことが知られるようになり、違反者が増加したためとの見方を示した。8月上旬までに平均速度を20%増加させることを目標にしていると話している。
 ドゥティックコムによると、南ジャカルタ区のMT・ハルヨノ通りパンチョラン交差点での渋滞緩和効果が著しく、18日午前6時〜同9時半の交通量は、試験開始前の同じ時間帯から約25%減少したという。
 また、警視庁交通局のブディヤント局長は18日、17日までに首都圏の公共交通機関の利用率が試験前から11.5%増加し、各地で公共交通機関への乗り換えが進んでいるとの見方を明らかにした。トランスジャカルタの乗客数は9.86%増加したという。
 試験で新たに追加された通りは7カ所で、東ジャカルタ区DI・パンジャイタン通り、西ジャカルタ区S・パルマン通り、中央ジャカルタ区アフマッド・ヤニ通り、南ジャカルタ区クニンガンのラスナサイド通りやMT・ハルヨノ通り、メトロ・ポンドック・インダ通り、北ジャカルタ区ベニャミン・スエブ通り。
 適用時間はこれまで適用されていたスディルマン、タムリン両通りでも、午前6〜午前10時と午後4時〜午後8時の朝夕のみから、午前6時〜午後9時の15時間に拡大した。(大野航太郎)

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