旗艦店をオープン 富士フイルム スマホからプリント
富士フイルムの現地法人、富士フイルム・インドネシアは8日、西ジャカルタのセントラルパーク・モールに、写真プリントなどのサービスを行う「ワンダーフォトショップ(WPS)」の2号店を開店した。フォトイメージング事業の旗艦店として若年層の取り込みを図る。
WFSはスマートフォンで撮影した写真を現像、加工できるサービスが話題を呼び、世界各国に展開。2017年、南ジャカルタのコタ・カサブランカに1号店をオープンした。
2号店の店舗面積は1号店の約4倍で、約140平方メートルある。店内は木や花が取り入れられた親しみやすいデザインで、学生でも気軽に来られるよう配慮した。現像した写真を飾り付けるシールやペンも販売されており、作業ブースもある。
富士フイルム・インドネシアの川久保典之社長は「お気に入りの写真を現像して大切にするのが、デジタル世代には新しい体験として刺さっている」と手応えを語った。若者に向けたイベントを同店で開催するなど、多方面からアプローチを続けるという。(大野航太郎、写真も)