【新生活特集】充実のインドネシア生活を 同郷、同好、同窓会を一挙紹介

年度初めの4月。所属先の人事異動や現地採用でインドネシアに来た人もいるだろう。日本との気温差や食文化の違い、人や車の多さに戸惑い、不安を覚えている人もいるかもしれない。しかしインドネシアだからこそ出会える人、見える風景、聞こえる声がある。新しい生活を充実させよう。

 インドネシア国内には多くの同郷会や同窓会、同好会が存在し、在留邦人が活発に活動している。同郷や同窓の士と絆を深めてもいいし、新しい趣味を見つけてみるのも一興だろう。

■初心者でも安心
 ゴルフ初心者に門戸を開いているテンダーフットゴルフ同好会には約250人が所属し、毎月第4日曜にコンペを開催している。
 同会コンペの特徴は自分のベストスコアからの改善打数を競うというユニークなルール。
 ほかにもスイング数が最多の人には「コストパフォーマンス賞」、ロストボールが最多の人には「地域貢献賞」が与えられるなど、失敗してもネガティブにならずに楽しめるような工夫が加えられている。
 同会は15年ほど前、ゴルフを楽しむ邦人が多いインドネシアに来たが、その輪に入れずにいる初心者に居場所を作ろうと設立された。会長の山路昌克さんは「トラブルがあったときに相談できる日本人の友人がいると心強い。ゴルフを媒体にして、一緒にインドネシアを楽しみましょう」と話す。

■ボランティアも
 在留邦人の中には、自主的に奉仕活動に励んでいる人たちもいる。
 児童向けに絵本の読み聞かせ会を開催している「おはなしボランティア」には現在15人が参加している。インドネシアで育つ日本人の児童に、ネイティブな日本語に触れる機会を提供することが活動の主眼だ。
 日本人学校小学部の低学年が帰りのバスを待つまでの間や土曜に読み聞かせ会を開催するほか、幼稚部向けに人形劇などを披露している。
 所属して8年になる阪本佳代子さんは「同じ絵本を読んでいても毎回反応が違ったり、インドネシア語のリアクションが返ってくることがあったりするのが面白い」とやりがいを語る。

■ビックイベントも
 同好会などの集まりとは別に、首都圏では多くの在留邦人が参加するビッグイベント、行事が年間を通じて行われる。日イ国交樹立60周年となることしは、どのイベントも一層盛り上がるだろう。
 6月30日(土)と7月1日(日)には民間有志による草の根文化交流イベント「リトル東京ブロックM縁日祭」が南ジャカルタ・ブロックMで開催される。毎年多くの来場者でにぎわい、著名人によるステージパフォーマンスで会場が沸き立つ。飲食ブースも多数出店する。
 9月8日(土)と9日(日)には、南ジャカルタのアルディロン広場でジャカルタ日本祭り(JJM)が開催される。
 10回目の節目となることしは、大規模な音楽フェスティバルが開かれる予定で注目したい。

■施設、生活情報を網羅
 「新生活特集2018」では、日本食レストランやアパートメント、ショッピングモールなどの情報を網羅したジャカルタの中心部であるスディルマン通り周辺やブロックM、クバヨランバルなどの地図を掲載した。多くの人が利用する施設や生活情報を網羅している。
 3〜2面には都道府県や地域ごとの同郷会、8〜4面にはスポーツや趣味などの同好会、11〜9面には大学、高校などの同窓会の情報を掲載している。(大野航太郎、写真も)

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