「技術や姿勢学んだ」 インドネシアOPあす開幕 読者6人が小泉、矢野プロとプレー
二十二日に開幕するゴルフトーナメント「エンジョイ・ジャカルタ・インドネシア・オープン」(ジャカルタ特別州文化観光局主催)を目前に控えた二十日、西ジャワ州チマンギスのエメラルダ・ゴルフクラブで、プロ・アマトーナメントが開催された。午前と午後の二部制で、総勢百三十五人のアマチュア選手が、プロ選手とともにゴルフをプレーした。
今年からJGTO(日本ゴルフツアー機構)が共催しており、プロアマトーナメントには片山晋呉、松村道央、小林正則、小山内護、矢野東、小泉洋人、宮里優作、富田雅哉、山下和宏、上平栄道、佐藤えいち、萩森英道ら多数の日本人プロ選手が参加した。アマチュアとして、じゃかるた新聞の読者プレゼントで当選した六人が参加した。参加者は、「プロのプレーを間近で見れるのは、なかなかない機会。何か一つでも自分の悩みを解決したい」(藤岡毅さん)、「球の動き、スイングを学びたい」(綿智之さん)、「プロの方の一挙一動を見て学びたい」(芦田洸さん)、「技術面よりも、精神的な姿勢を見たい」(磯貝守男さん)、「マナーや立ち振る舞い、グリーン上での姿勢などを参考にしたい」(西野修平さん)と意欲を見せた。
アマチュアは三人ずつに分かれ、小泉プロ、矢野プロを交えた四人で十八ホールを回った。参加者は緊張してミスが重なる場面もあったが、矢野、小泉プロのきめ細かいアドバイスや、小泉プロの「ナイスショット」などのかけ声もあり、次第に調子を出していった。
プレー後、芦田さんは「何があっても平常心を保っている小泉プロを見て、ゴルフはメンタルが大事だと気付かされた」、綿さんは「プロのスイングを見て、自分が目指していくスイングのスタイルが見付かった」と、プロとのプレーを通じて得た経験を語った。