新たな出会い 原点に SJSに14人が入学
東ジャワ州スラバヤ市のスラバヤ日本人学校(SJS)は16日、入学式を開いた。小学部7人、中学部7人の計14人が入学し、新たな友達や教師との出会いを原点に、学校生活をスタートさせた。
徳長邦彦校長は4月に着任したばかり。式辞では「皆と同じ1年生です」とあいさつした。小学部新入生に「早寝早起きをして朝ごはんをしっかり食べること、元気よくあいさつをすること、友達と仲良くすること」の大事さを語りかけ、約束とした。中学部の新入生には「中学生になったことには大きな意味がある。主体性や行動力を大切にしてください」と話した。式には谷昌紀駐スラバヤ日本総領事らも出席した。
在校生を合わせたSJSの児童・生徒数は計49人。今後は、5月に遠足、7月に東ジャワ・ジャパンクラブ(EJJC)と合同の運動会、10月に地元の学校と協力して開催する国際文化交流会などを実施、地域と共に学んでいく。
中学部に入学した福谷永さん(12)は「国際文化交流会が楽しみ。持久走でも良いタイムを出したい」と話した。田口翔大さん(12)は「皆で仲良く力を合わせて、行事を楽しめるのがSJS。中学生になって始まる美術の授業も頑張る」と抱負を語った。
新入生は以下の通り(敬称略)
小学部 飯田宇恭、小町奈々子、末光叶和、田中佐季、三浦都紀子、三好陽仁、三好直仁▽中学部 尾崎嶺、河村拓畿、國吉恵美、熊谷祐真、田口翔大、福谷宙、福谷永。
新任教員は以下の通り(敬称略、カッコ内は派遣元)
徳長邦彦(東京)、大嶋桂奈(福岡)、村田絵美(岡山)。(平野慧、写真も)