インフラ、海洋で協力 ルフット海事相 安倍首相と会談
訪日したルフット・パンジャイタン海事調整相は13日、首相官邸で安倍晋三首相と約15分間会談し、ジャカルタ〜スラバヤ鉄道の準高速化や離島開発、パティンバン港などのインフラ協力案件を進めていくことを確認した。南シナ海問題や航行の自由の必要性についても意見交換した。
日本外務省によると、安倍首相は、ルフット氏の訪日に合わせ、日イ海洋フォーラムの第1回合同委員会が開催されたことを歓迎した。両国は昨年12月に同フォーラム立ち上げのための覚書に署名した。
ルフット氏は同日、中根一幸外務副大臣とも約30分間会談し、安全保障や離島開発など、海洋分野の協力に向けて意見交換した。
会談にはトマス・レンボン投資調整庁(BKPM)長官やラフマット・ゴーベル日本担当特使らが同席した。