若者向けホテル続々 マリオット新ブランド
ホテル「マリオット」などを展開するマリオット・インターナショナルは7日、中央ジャカルタ区ワヒッド・ハシム通りのホテル「アロフト(ALOFT)」で、昨年からことしにかけ新たに国内で展開を始めたカジュアルスタイルのホテル3ブランドを発表した。新ブランドの投入により若年層など新たな顧客層の獲得を目指す。
紹介したのは、11月21日にオープンした「アロフト」と2016年11月に東ジャワ州スラバヤ市に初進出、18年にバリ州バドゥン県に開業予定の「フェアフィールド」、西ジャワ州バンドン市に11月に開業した「モクシー」。フェアフィールドは落ち着いた、アロフトとモクシーは活動的な若者をターゲットにスタイリッシュな空間を提供する。
アロフトが位置するワヒッド・ハシム通りには中級〜高級ホテルが並ぶが、毎日行われるライブ演奏などで差別化を図る。2種類のグレードの180部屋に加え、ミーティングルーム、プール付ジム、宿泊客以外にも開放されているレストランとバーを備える。
アロフトのリザ・アリャワルマン・セールスディレクターは「近く屋上階にもバーをオープンする。ジャカルタとスラバヤにもう1店舗ずつ展開したい」と展望を話した。
マリオットグループは国内で「シェラトン」や「フォーポイント」など19ブランド44のホテルを展開している。(坂田優菜、写真も)