サービスアパート建設 清水建設がチカランに 藤田観光と賃貸借契約
清水建設は7日、西ジャワ州ブカシ県リッポーチカランでサービスアパートメント開発に着手すると発表した。投資額は約36億円。清水建設の不動産開発現地法人が建設事業現地法人に発注する。清水建設が海外で不動産開発から設計、施工まで単独で手がけるのは初めて。
日本でワシントンホテルなどを運営する藤田観光とサービスアパートメントの賃貸借契約を締結。オープン後は国内外のホテル運営で培ってきた同社のノウハウを生かす。
延床面積は1万2千平方メートル、地上7階で客室数は214室。単身者向けの部屋を用意する一方、家族での滞在にも対応できる「ファミリー向け客室」も用意する。ことし12月に建設を開始し、2019年6月の完工を予定している。(平野慧)