「沖縄で働こう」 就職フェア 県内企業6社出展

 沖縄県内で活躍するグローバルな人材の採用を目的とした就職フェア「ワーク・イン・オキナワ」(主催・沖縄県)が4日、南ジャカルタ・メガクニンガンのホテル・リッツカールトン・ジャカルタで開催され、沖縄県からホテルや人材バンク6社が出展、沖縄県での就職に興味を持つ社会人や学生約390人が訪れた。 

 日本での就職について、インドネシアで地方自治体が就職フェアを開催するのは珍しく、会場では、出展企業の紹介に熱心に耳を傾け、既に沖縄のホテルで働く先輩インドネシア人に質問する参加者も多く、履歴書を提出する姿も多く見られた。
 沖縄県では、主要産業である観光業における外国人観光客の増加などを受け、グローバルに対応できる優秀なビジネス人材の需要が高まっている。その一方、県内企業は、その必要性を感じながらも、人材募集はコストやノウハウの点などハードルが高く手をつけられていない。
 同県は、今年度より、シンガポールやインドネシア、韓国、ベトナム、台湾、中国などの海外9都市、国内3都市で就職フェアを開催、人材誘致の取り組みを始めた。
  会場を訪れたジャカルタ在住のアナさんは、東京の大学で留学していた経験を持つ。「留学経験をより生かす仕事がしたい。ホテルなどのサービス業に興味があり、沖縄で働いてみたい」と期待を語った。
 沖縄県商工労働部アジア経済戦略課の伊藤しの主査は、「今年度は、実証事業の意味合いもあったが、予想を超える人々が集まり関心の高さを実感した」と手応えを語り、「雇う方、雇われる方の双方に有益な事業として継続し、県内企業のグローバル化を支援していきたい」と意気込んだ。(太田勉、写真も)

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