国内最大のIT展 メガ・バザールが開幕 全国5都市で4日まで
中央ジャカルタのジャカルタ・コンベンションセンターで二十九日、国内最大規模のコンピューター展「メガ・バザール・コンピューター2012」(主催・コンピューター産業経営者協会=アプコミンド)が開幕した。東ジャワ州スラバヤ、同州マラン、西ジャワ州バンドン、南スラウェシ州マカッサルでも同時に開幕し、全国五都市で同時開催。これまでに北スマトラ州メダンで開催し、今後、中部ジャワ州スマラン、ジョクジャカルタ特別州でも開催する予定だ。
ジャカルタの会場では、主要携帯電話オペレーター、パソコン、携帯電話メーカーなど約百二十社が二百五十ほどのブースを出展。ゲーム開発会社などのブースが集まり、ゲームのコンペティションなどのイベントが予定されている「インドネシア・ゲーム・フェスティバル2012」や、五十社ほどの各カメラメーカーの最新製品や周辺アクセサリーなどの展示、販売を行う「ジャカルタ・フォト・デジタル・イメージング・エキスポ2012」も同時開催されている。
イベントの運営を担当するイベント会社ディアンドラ・プロモシンド社のバンバン・スティアワンIT部長は「昨年よりも会場面積を約一〇%拡張し、二万一千平米。来場者は二十二万人、総取引額は六千三百億ルピアを見込んでいる」と語った。
メガバザールでの今年の目玉は、インテル社が提唱した薄型計量のノートパソコンの「ウルトラブック」やタブレット型端末だ。各社がそろって新製品を紹介している。
会期は来月の四日までで、月―金曜日までが五千ルピア。土、日曜日が一万五千ルピア。また今後は二日―六日に中部ジャワ州スマラン、三日―七日にジョクジャカルタで開催される。
詳細はホームページ(http://www.megabazaarcomputer.com)で。