カリマンタンの拠点強化 日野 新ショールーム開所
日野モーターズ・セールス・インドネシア(HMSI)は18日、中部カリマンタン州の港町サンピットで、正規ディーラー、オート・モービル・プリマ(AMP)の新ショールームの開所式を行った。
新ショールームは、敷地面積5376平方メートル、建築面積1960平方メートル。販売、サービス、スペアパーツの三つを強化、サービス・ゲートを二つから七つに増やし、定期サービス、軽度修理、大掛かりな修理など年間2100台以上のサービス受け入れを目指す。
HMSIの榧木(かやのき)寛雄社長やサンティコ・ワルドヨ販売プロモーション・ダイレクター、AMPのヘンキー・レオナルディ社長らが出席した。
サンピットは多くの産業を抱える港町で中部カリマンタン州の中でも戦略的な位置にある。さらに大規模なパームオイル・プランテーションがあり、HMSIにとってポテンシャルの高い重要な都市となっている。
サンピットでの販売も好調で、HMSIは1〜7月の累計が昨年同期比で28%増加。8月の国際オートショーで新型を発表したデュトロが小型トラックの市場で54%と最も販売シェアが多い。
HMSIの榧木社長は、「新しいショールームの開所により、サンピットの企業のビジネスが円滑にいくように、顧客の車を常にトップコンディションに維持していきたい」と語った。(太田勉)