日本の秋冬、地方に魅力 2カ所でトラベルフェア HISとクラブメッド・JAL・HSBC

 西ジャカルタのショッピングモールで7日、二つのトラベルフェアが始まった。エイチ・アイ・エス(HIS)はモール・タマン・アングレック(MTA)で、「クール・ジャパン・トラベル・フェア2017」を開幕。開催日を昨年より1日延ばし10日まで4日間。東京行き往復チケットの最安値は398万ルピアから。
 HISは昨年より単独でトラベル・フェアを開催、期間中に約4千枚のチケットを販売した。後援は全日本空輸(ANA)、国営ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)、MTA。北海道、長野、富山、愛知、愛媛に加え、東京メトロ、日光江戸村など、日本からの参加を含む20の地方自治体や企業が出展している。
 HISの五味睦社長は「日本の地方都市には魅力的な観光地が沢山ある。ANAの豊富な国内ネットワークを活用して、東京やゴールデンルート以外の日本のことも広く深く知ってほしい」と話す。
 ことしの販売目標は5千〜6千枚。期間中には、日光江戸村の忍者ショーや花魁(おいらん)ショーを実施。JKT48、特撮ヒーローのサトリア・ガルーダ・ビマXのパフォーマンスも行われる。

■スキーリゾート紹介

 タマン・アングレックの隣のセントラルパーク・モールでは同日、クラブメッド・日本航空(JAL)・香港上海銀行(HSBC)によるトラベルフェアが開幕した。JALの格安航空券や日本を含む世界各地のクラブメッド・リゾートの特別価格を提示。東京往復最安値は390万ルピアから。10日まで。
 開会式では、日本の秋冬シーズンの到来にあわせ、スキーリゾートのクラブメッド北海道2施設が紹介された。
 パウダースノーとよばれ、気温の低い時に降る水分の少ないさらさらとした粉雪で知られるクラブメッド北海道サホロや、ことし12月にオープンする、パウダースノーよりきめの細かいシルキースノーのクラブメッド北海道トマムへのツアーが紹介された。
 JALの滝智治ジャカルタ支店長は「チケットを売るだけではなく、地方の魅力を紹介するなど、付加価値をつけ日本の地方都市に目を向けてもらうようなアプローチを考えていきたい」と語った。
 クラブメッドは現在、インドネシアではビンタン島とバリ島でリゾート施設を運営、19年にはロンボク島に新規オープン予定。(太田勉、写真も)

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