笑顔あふれた JJSフェス 1100人が絆深める
バンテン州南タンゲランにあるジャカルタ日本人学校(JJS、米村博司校長)は22日、第18回JJSフェスティバルを開いた。小・中学部の約1100人がテーマ「笑顔満祭」の下で協力し合い、絆を深めた。
午前中は小学部5、6年生と中学部の各クラスなどが、ゲームなどの工夫を凝らした企画を実施、学年を超えて交流した。
中学部2年3組は、参加者が手作りの盾やボールなどを使って対戦する「SG23」を企画した。同クラスの柳田帆乃花さんは客寄せをしながら「下級生にルールを説明するのが大変。人がたくさん並んだので、途中からルールを変えた」と話した。
小学部4年生と中学部有志によるおみこしも行われた。4年生は「わっしょい」、中学部は「そいや」のかけ声で、強い日差しに負けずに観客を盛り上げた。
有志グループによる発表ではオーディションを勝ち抜いた8組がダンスや音楽の練習の成果を披露した。
チアリーディングや体操の演技では会場から驚きの声が上がり、バーチャルアイドル初音ミクの人気曲「千本桜」の演奏・ダンスパフォーマンスでは全校生徒が総立ちとなった。
フィナーレでは、生徒が「来てくれてありがとう」「仲間と協力して、友情を築くことができた」「あこがれのおみこしを担げてうれしかった」などと感想を伝え合った。最後は教員もステージに上がり、参加者全員でフェスの成功を祝福した。(坂田優菜、写真も)